2021-04-21 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
また、構造等の技術基準の審査が不要となる面積の大幅な引上げによりまして、審査に係るコストを削減できるほか、手続に要していた期間が短くなる、そうしたことで畜舎が早く利用可能になり、早期に収入を得ることができる、あるいは、これに加えまして、建築コスト等の削減に伴い他に使えることとなった資金を活用していただいて省力化機械を導入することによりまして、農業従事者の労働時間を削減し、生乳生産コストの削減を図ることも
また、構造等の技術基準の審査が不要となる面積の大幅な引上げによりまして、審査に係るコストを削減できるほか、手続に要していた期間が短くなる、そうしたことで畜舎が早く利用可能になり、早期に収入を得ることができる、あるいは、これに加えまして、建築コスト等の削減に伴い他に使えることとなった資金を活用していただいて省力化機械を導入することによりまして、農業従事者の労働時間を削減し、生乳生産コストの削減を図ることも
今後とも、これらの取組を通じて国産飼料の生産、利用の拡大を進め、飼料費の低下を通じた生乳生産コストの低減と、これにより我が国の酪農及び国産乳製品の競争力強化を図ってまいりたいと思います。
○参考人(土屋俊亮君) 北海道の生乳生産コストというのは一キロ大体七十七円ぐらいなんですよね。そのうちの半分が餌代なんです。やっぱりこの餌を、北海道は百二十万ヘクタールの耕地がある中で草で搾る、デントコーンで搾るというふうにしていかないといけない。ですから、穀物を輸入したんじゃなくて、そこの草でいかに搾っていくのか。
このため、国産の乳製品の需要拡大を図るために、国産の生乳を活用した新商品を開発するための技術開発の支援ですとか、あと、国産の乳製品の生産コストを下げていくために、まずは生乳生産コストの削減を図るという観点からいたしますと、畜産クラスター事業等により支援を行ってございます。また、集送乳の合理化を図るという観点からは、クーラーステーションの再編整備等について支援をしてございます。
○説明員(福島啓史郎君) 生乳生産コストでございますが、規模拡大とそれから生産経営技術の進展によります一頭当たりの乳量の増加等によりまして低下傾向で推移しておりまして、平成六年度の生産費調査では生乳一キログラム当たり七十八円三十九銭、北海道では六十七円八十八銭となっております。 生産コストの費用合計の内訳を見ますと、飼料費が四三%、労働費が二九%を占めております。
ただ、いわゆる乳量は大変高くなったんですけれども、各国との生乳生産コストを見ますと、これはまだまだ大変な差があるんです。日本の場合は費用合計が七十九円二十一銭で、英国の場合なんか二十七円六十五銭、米国が三十一円なんですね。これが合計で、その内訳を見ますと、購入飼料費というところが、これがまた日本が二十四円で、英国が六円ぐらいで、豪州なんか二円九十一銭なんというような状況です。